
在来線(九頭竜線)の車窓から荒島岳が見えた
標高900mあたりから登山道に雪が現れ始めたが、だいぶ溶けていて薄くなっていたり、雪が柔らかくて踏み抜いてしまう。標高1000mで少し広い尾根になったところから、雪の斜面になり、アイゼン装着。トレースがいくつもあり、歩きやすそうなところを選んで進む。

ブナの林が広がる尾根を進む
やや急な斜面を登り切るとシャクナゲ平。いったん少し下り、コルからもちが壁へ。急斜面を右から回り込むように登っていくが、急で足場の悪いところもある。もちが壁を過ぎ、稜線に出る。前方に荒島岳の山頂が見える。少し前まで周りの山々が綺麗に見えていたのに、ガスが湧いてきて見えなくなってしまった。雨が降り始め、風も強くなってきた。雪はややグサグサ、左側には雪庇が出ていて、トレースのすぐ脇に亀裂が入っている。樹林のすぐ脇を慎重にライン取りをしながら進む。

山頂に向かう稜線、左側に雪庇が出ている
14:30荒島岳登頂。
…風が強い、雨も降っている、ガスで周囲の山々は全く見えない、寒い。これ以上ガスで視界が悪くなったら下りで難儀するので、そそくさと下山。

ガスに囲まれて何も見えない荒島岳山頂
登りでアイゼンを装着した広い尾根で少しトレースを外してしまい、地図で方向を確認しながら進む。雪がなくなってからは泥+水溜まりの登山道を黙々と下る。途中に、登りと下りで登山道を分けている箇所があり、下りルートに進んだが、途中で道をロストして藪に突っ込んでしまった。すぐに登山道に戻れたが、ひやりとした。
勝原駅到着17:40。修行のような荒島岳登山が終わった。
駅舎の中でずぶ濡れの荷物を整理しながら電車の到着を待ち、18:47発の福井駅行きの電車に乗車し、帰途に着いた。