本沢温泉〜硫黄岳
2022年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーNN(記録)、AM
期間:2023年1月29日(日)?30日(月)


1月29日 晴れ
10:15みどり池入口駐車場…12:00しらびそ小屋(12:30出発)…14:00本沢温泉

小海駅から予約しておいたタクシーに乗車して、みどり池入口の駐車場まで入り、スタート。駐車場にはたくさんの車が停まり、登山者が続々と下山してくる。踏み固められて道路のような登山道をどんどん進む。
しらびそ小屋で昼食も兼ねて休憩。コーヒーが美味しい。みどり池は結氷し、池の奥には天狗岳が美しい。
その後もすんなり進み、本沢温泉に到着。こたつのある個室でのんびり過ごす。温泉は屋外の建物「石楠花の湯」。鉄分の混じった、よく温まる温泉だった。夕食を終え、もう一度温泉に入り、19:30ごろ就寝。


結氷したみどり池


踏み跡もしっかりして歩きやすい


本沢温泉に到着

1月30日 雪
7:30本沢温泉…9:00夏沢峠…10:30硫黄岳‥11:10夏沢峠…12:00本沢温泉…
15:00稲子湯
6:30朝食。身支度をし、本沢温泉を出発。
歩き始めは曇り。前夜の風雪で少し雪が積もり、風の強いところは吹き溜まってトレースが消えていた。とはいえ、樹林の中は風もなく、前日までの踏み跡がしっかりついている。
夏沢峠を過ぎ、樹林が切れると風が強まった。岩を回り込んだあたりから風がかなり強くなり、雪も降り始めた。山頂に向かうケルンが見えてきたところでAMは引き返し、NNは山頂を目指す。視界はあるが風が時折強く吹く。寒い。
ひたすら進み、山頂到着。看板の写真だけ撮ってさっさと降り、夏沢峠でAMと合流。樹林に入り、風がさえぎられてホッとした。
本沢温泉から稲子登山口方面を下る予定だったが、行動時間が想定よりやや長くなり、帰りの時間も心配だったので、より早く下れると判断し、来た道を戻った。
1日目は快適な樹林歩きと温泉三昧、2日目は風雪にさらされて修行のよう。雪山登山の楽しい面とそうでない面を満喫できた、充実した山行だった。


最初は青空も少し見えていた


稜線から天狗岳方面を眺める


硫黄岳山頂。風が強く展望もなかった