裏同心ルンゼ
2019年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーYK、DS(記録)
期間:2019年12月11日

山行タイム:
9:00赤岳山荘〜10:30赤岳鉱泉〜10:55F1〜14:20-14:35大同心基部〜15:20赤岳鉱泉〜16:30赤岳山荘

SNS情報では登れるくらいには氷結しているとのことだったので週末の黄蓮谷右俣に向けアイス始めのトレーニングとして裏同心ルンゼへ。

12/11、晴れ

6:30、八王子集合
9:00、赤岳山荘
この日は気温が比較的高く体感プラスであった。
登山道は所々凍結している。道中、峰の松目沢も遠目から凍ってきているように見えた。
10:30、赤岳鉱泉
アイスキャンディーはまだ作成途中。
10:35、裏同心ルンゼ出合
赤岳鉱泉から硫黄岳への登山道を進み、1本目の沢が大同心ルンゼ、2本目の沢が裏同心ルンゼ。ロープを潜り裏同心ルンゼへ入る。

10:55、F1着
荷物が軽いのでトレランのように一息でここまで登った。
裏同心ルンゼの氷結状態はそれなりに良く、スクリューも刺せるので登る分には問題ない。F5以外YKリードで登り、滝の繋ぎはコンテで登った。F5あたりで先行2人パーティーが見えた。
滝を一通り登りきると正面に枯滝F6の岩壁が見えてくる。付近まで詰めて大同心基部を右に巻き上がった。

14:20-14:35大同心基部
ギア類整理。黒々とした大同心・小同心がよく見える。谷の中にはかろうじて雪があったが大同心稜には殆ど雪がない。とは言え凍結しているので樹林帯に入るまでアイゼンで下った。

15:20、赤岳鉱泉

16:30、赤岳山荘

週末の黄蓮谷右俣に向けて良いトレーニングができた。

因みに今回、アイス用装備としてグローブを2人共新調した。
TEMRES 02winter (ショーワグローブ株式会社製、 2019.9/13発売)
<使用感メモ>
デメリット:透湿性は謳っているがやはり長時間着用すると中が指皮がふやけるほど蒸れてしまう。
メリット:操作性は良く、薄くて軽い割には防寒性・防水性・耐久性もとりあえず問題なかった。
結論:アイスを登る時だけ着用してそれ以外は普通のグローブという形で使い分けていこうと思った。