2本目のNPをセット中。ここからレイバックになります。
レイバック途中のレスポイントにて3本目をセット中
10月1日
いつものメンバーでとある岩場に向かう。キャンプ地に着いたのは2日の午前2時、皆眠いのになぜか(多分俺の省かな)ビールの栓を空けて乾杯ー。これもまた楽しい。

2日
最近のパターンでは久留島が一早く起きて、皆を叩き起すはずだったのだが、気が付いたら10:00(><)。色々準備して壁の取り付き点に着いたのが11:00.。その後久留島は前回やり残したレイバックルートのハンガー設置。O君は前回偵察したルートの可能性を見に行く。
13:00 レイバックルートのプロテクッション設置が終了、リードの準備が整ったが、取り付きから新たに作った最上部まで繋げて登った事が無かったので、取合えずトップロープでトライして見る(堀内・久留島)。
前回最上部フェースは終了点直下で右の傾斜の緩いカンテに逃げていたのだが直上にトライ成功。リードでも出来ると踏んだのだが・・・
気合を込めていざ出陣。スタートから一段上がり一本目のNP(0.5)をセットし下部の核心を迎えるが、堕ちれない恐怖心を消すことが出来ず一度スタート地点に降りてしまった。気お取り直し再びスタート、下部核心を抜け2本目(0.4)をセット、レイバック途中で3本目(0.75)をセット、4本目は潅木その上は緩斜面のスラブを登りテラスに着く(最初の終了点)。一安心も束の間ここから上部核心の始まり。終了点までは7〜8m、中間ボルトはちょうど真中位のレスポイントに1本のみ、自分で決めた場所なのにやたら遠くに感じプレッシャーが襲ってくる。
意を決し登りだし中間のプロテクション取るが、この時点で精神的(ランナウトの恐怖心)に一杯一杯な状態。時間をかけてレスし堕ちたらテラスの文字を頭の片隅に追いやり登りだす。悪いムーブを抜け終了点直下のガバを取り終わったと安心した瞬間、テラスまで・・・。ロープにテンションがかかったので最悪な状態は免れ足首捻挫ですみましたが、再登は断念。2人に申し訳ない気持ちで下山。
写真でも分かるようにビレイヤーからは上部壁は見えません。それ故にビレイヤーも大変だし技術も必要なルートです。

3日
雨の為中止
                                         記・堀内