北アルプス縦走
2023年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーNK
日程:2023年7月21日〜7月25日


記録
 北アルプス縦走、双六、黒部五郎、薬師方面は歩いたことが無く、長い距離だけにこれから先ますます行けなくなるだろうとの思いから計画した。結果としては天気も良く歩けたものの、前時代的な登山スタイルでテント泊の鍋釜食料持参はきつく、さらに若いころのような体力の持ち合わせも無く、72歳の修行登山となってしまった。

R5.7.21(晴れ)
 夜行バスを乗り継いで新穂高温泉8:00着、歩き始めてワサビ平小屋を経由し鏡平山荘へ、泊まりたいところではあるがキャンプ地は無いため双六小屋へ、双六小屋キャンプ地到16:30着。テント泊2000円トイレ使用料1回200円。

R5.7.22(晴れ)
 5:00過ぎキャンプ地を出発、稜線ルートを辿り双六岳へ8:00着、三股蓮華10:00着、本日の行程は短いので鷲羽岳を往復する予定であったが計画変更して黒部五郎小屋へ12:00着、昼寝をして一杯飲んでゆっくり休むことにした。テント泊2000円トイレ使用料1回200円。

R5.7.23(晴れ)
 黒部五郎小屋キャンプ地を5:00出発、黒部五郎のカールを辿り黒部五郎岳7:50着、北ノ俣岳11:50着、前方に広がる薬師岳が大きい、太郎平小屋を経由して薬師峠キャンプ場14:20着、テント泊1000円トイレ使用料は無料。

R5.7.24(晴れ)
 今日の予定は長く、一気に五色ヶ原迄踏破する予定でキャンプ地を4:00頃出発、薬師岳山頂7:10、スゴ乗越小屋11:45、目の前にスゴノ頭と越中沢岳が威圧的、スゴ乗越まで下り、ザレた急登をスゴノ頭を経由して越中沢岳へ16:15着、すでに12時間を歩いており前方の鳶山を越えて五色ヶ原までの気力を失くし山頂に泊まる事にした。夜空の星と富山の明かりに包まれ静かなテント泊はやはり良いものだ。

R5.7.25(晴れ)
 今日の予定も長くなってしまった。最後の水コップ1杯を飲み4:30出発、五色ヶ原キャンプ場8:30着、水と朝食を摂り黒部湖を目指してひたすら下る。平の小屋11:00着、基本水平ルートではあるが倒壊路を迂回するための丸太の上り下りがあり時間がかかる。ロッジくろよんで佐々木さんと連絡を取り扇沢での回収をお願いする。黒部ダムへは16:20着、今日も12時間行動となってしまったが、夜は佐々木さんのおかげでゆっくりすることができた。感謝。

(NK:記)


双六小屋キャンプ場


                          北ノ俣岳


                          スゴノ小屋からのスゴノ頭と越中沢岳


                          五色ヶ原


平の小屋