奥多摩 北秋川・シンナソー
2022年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーNN
期間:2022年7月24日


藤倉バス停9:40…シンナソー出合9:45…3段15mの滝10:40…稜線11:40…浅間坂12:30

週末の天気がよさそうだったので、沢登りにいこうと思い立った。
ひとりで歩けて、短時間で楽しめる沢…、2012年7月に歩いた北秋川のシンナソーを思い出した。登れる滝が連続して楽しかったのだ。
武蔵五日市駅8:40発のバスで終点の藤倉まで。2012年はバスの本数が少なかったが、今はだいぶ増えていた。バス停で身支度をしてスタート。以前は目印の廃屋の脇から沢に入れた…気がしたのだが、もう少し上流に進んだ道沿いに入口があった。トラロープを伝って北秋川に下り立つとすぐ、シンナソーの出合。
小滝はすべて登れる。むしろ巻くほうが悪いかもしれない。しかし若干ぬめっている。最初の難関、3段10mは中段がやや悪い。慎重に登る(2012年に来たときはトラロープがついていたらしい)。黒光り5m滝は水流の左側をすんなりと登る。あまりにも早く進むとあっという間に終わりそうなので、写真を撮りながら、ゆっくりと進む。
この沢最大の滝、クラック状3段15mが現れる。こんなに大きかったかな…と一瞬ひるむ。1段目は階段状、2段目は細い溝をずりずりと登り、3段目は水を浴びながら。楽しい。
二俣を左に進み、傾斜のゆるいガレた沢を詰めていく。微妙に踏み跡があるのをたどっていったが、稜線直下の傾斜がきつかった。尾根をたどって浅間尾根の登山道に出て、飛ぶように下った。途中にある「浅間坂」で日帰り入浴(700円)をし、おいしいお蕎麦をいただいて、浅間尾根登山口バス停に向かった。


シンナソー出合


3段10m滝。中段がやや悪かった


黒光り5m滝。多少ぬめっていたが階段状


クラック状3段15m


登れる小滝が連続して楽しい