軍荼利沢〜熊倉沢左俣東沢
2021年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーDS, NN
期間:2021年7月12日(月)

直前でメンバーが1名減り今回は2名で沢初め。
天気予報は午前曇り、午後雨の予報だったが多少雨が降っても大丈夫だろうということで決行。

7:20、武蔵五日市駅集合
8:00、南郷バス停
地面が濡れていたので落合橋で沢身支度を済ませ矢沢林道を進む。落合橋手前で車止めゲートは閉鎖されており、駐車スペース3-4台分くらいあった。本日の入渓は自分達のみのようだ。
落合橋からダートの矢沢林道を進み軍荼利沢入渓点まで。入渓点には丁寧に赤テープが付けられていた。

9:00、軍荼利沢入渓
連日の雨で増水が予想されたが特に影響は感じられず水も透明で陽が差し綺麗な様相のままだった。しかし歩き始めると蜘蛛の巣がたくさん顔に張り付きちょっと鬱陶しい。久しぶりの沢でテンションが上がり水流を必要以上に歩き、釜は浸かり、滝は基本的に巻かずにロープを出しながら直登した。
よく登られている沢だからなのか残置ロープのある滝がいくつかあった。
チョックウッドの滝は途中までシャワークライミングで登ったが、チョックウッドの抜け口が顔も上げられない程水流ドバドバで吠えながら登るも途中から左壁へ避けて登った。後続は最初から右岸巻き。水量が少なければ登れるだろう。
二俣がくる度地形図で場所を確認しGPSでも念のため確認しながら進むと、詰めの藪漕ぎもなく落ち葉の泥斜面から三国峠付近に上がれた。

12:00、三国峠(三国山)
12:05、軍荼利神社
12:10、軍荼利山970m
12:15、熊倉沢左俣東沢下降開始
ふかふかの斜面?ガレ沢?標高700mくらいから水が出てくる。
4つほど滝があったが結局懸垂はせずクライムダウン。
西沢と東沢の出合に着くと遡行は終了。壊れた木橋が出てきたところあたりから仕事路を使用して落合橋へ戻った。途中一箇所林道崩壊箇所があったが別の道がつけられていた。

13:30、熊倉林道
14:00、南郷バス停
下山到着とほぼ同時に土砂降り。奇跡的なタイミングでバス停の軒下に滑り込めた。バス停では猿が石垣から落ちてきたり草笛を披露して周辺案内をしてくれる通りすがりのお爺さんがいたりで面白かった。 15:09のバスで瀬音の湯へ。

易しい綺麗な沢でストレスなく楽しい遡行できた。ありがとうございました。