8:15-8:30、巻き終了、一休み
ようやくガスが取れて青空が広がってきた。トンボがたくさんいて早くも秋の訪れを感じる。
8:50、ネコノ沢分岐
9:00、ホラノ貝沢分岐
9:15、幅広の滝
右壁から小さく巻く。
9:20-9:30、幅広の滝上で水遊び
釜風呂に浸かってみたりナメの上でごろごろ寝転がってみたり、全身ずぶ濡れになりながら夏を満喫した。
9:40、ヒョングリの滝を登るために念のため1Pロープを30m出した。左壁からトラバースしてヒョングっている場所まで進み、滝中央のスラブの水流沿いを行こうと試みたがランニングが全く取れず微妙だったため、直登は諦めそこからまた左壁を巻き上がった。
10:20、Y字状の8m滝
泳いでへつると胸まで浸かりそうなので左壁からへつって滝に取り付き、左岸へ渡って直登。
続く10m滝、15m滝は右壁から直登。
この辺から硫黄の匂いが徐々にするようになってきた。沢の中も硫黄で白くなっている箇所があった。
10:45-11:00、壊れた吊橋の下
ここから先は沢の様相が変わり巨岩とゴーロ帯になる。桶木沢と入道ノ沢の出合はどちらも右俣へ進み潜滝手前の登山道まで沢を詰めた。藪漕ぎなし。開けた沢なのでヌメリはほぼなくラバーソールは最後まで快調だった。
12:15-12:35、登山道合流
休憩中に潜滝まで散策。
大滝展望台までの一般登山道は人があまり入っていないせいか笹藪が登山道を侵食し始めていた。山行中も滑川温泉付近まで誰とも会わなかった。
13:50、大滝展望台
登山道以外の踏み跡が多いので看板の地図をよく確認。
滑川温泉へ直接下りる吊り橋は老朽化のため通行禁止になっており、滑川橋方面の登山道を辿り沢を渡渉して車道に出た。
14:15、下山
滑川温泉で日帰り入浴し、再び峠駅まで歩く。風呂上がりに暑い中また汗をかくのは憂鬱だが仕方がない。
帰りの電車まで時間があるので駅前で唯一営業していた峠の茶屋という力餅のお店に立ち寄った。とても趣があってお酒もあり美味しい力餅をたらふく食べれるのでここに来た際には是非寄りたい店になった。
前川大滝沢はとにかく美しかった。難しさはないが見所がたくさんあり今まで行った中では1番綺麗という言葉が似合う沢であった。