秩父 浦山川 大久保谷
2019年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーTR, UY
期間:2019年8月10日〜11日

7:00 西武秩父駅に迎えに来てもらい車で『浦山ネイチャーランド』へ。さくら湖をぐるっと回るルートでしか行けない。大久保橋を渡り突き当たりを右折、すぐ左を登る細い道があって行くと通行止めの出発地点。車は3台くらい停められそうだ。
7:55 出発。暑くてすぐバテる。。40分ほどで入渓ポイントへ下りる分かれ道。小屋と軽トラが見える。二つ目の橋から入渓
9:05 秩父らしい苔生した沢で涼しく感じる。(ここからは『その空の下で。。。』の弘田氏の遡行図を参考に書いています)
9:30 2段4mの最初の滝が出てくる

左から入り込み取り付く。左側の小滝を直登しようとするもザックがちょっと引っ掛る。空身で登り念の為ロープを出してもらった
9:50 2条4m
泳いで取り付き左から直登。 上には苔生した石垣があった。
10:30 10m
右のルンゼから巻いたが途中のCSが邪魔!UYの右足を滑らないように手で押さえている間に登ってもらい、私はお助けで引き上げてもらった。巻き終わった所に釣師のブルーシートがたたんで置いてあった。ここまで釣師が入って来れるのか、、

11:15 5m
泳いで取り付き右から直登
11:20 6mCS

右岸ルンゼから巻くが途中から悪い。ハーケンが打ってあったが簡単に抜けてしまった。私もそこまで登りビレーし、左の木がある方に巻く。30mギリギリまで登れば1ピッチで行けるが、私達は2ピッチで登りトラバースに1ピッチ使った。
12:23 6m 右から巻き2条7mも一緒に巻いた
12:40 2m、6mと続く滝は左から入り右を巻いた
13:10 鎌倉ノ滝15m
二俣の間から入りちょっと平らな所からトラバースしようとしたが切り立っていて行けず上まで上がり木に掴まりながらトラバースして落ち口ジャストに出た。
13:40 赤岩沢、中ノ沢、大クビレ沢の幕場に到着。
虫が凄く、取り合えず焚き火をしてから動く事にした。私は顔中刺され、UYは二の腕をこれでもかっ!と言うほど刺されていた。。
魚影は入渓時から濃く、ここでも30分で6匹釣った。UYは竿が折れるほどの大物だったようで折れた竿だけ持って帰って来た。

2日目
早朝、宴会場のすぐ脇の沢で2匹ゲット!網焼きにした。
7:10 出発
7:22 2条4m 右から巻く
7:24 7m 左を直登
7:28 3m 右を直登
7:31 3m 左を直登
7:52 10m 右ルンゼを巻く
8:03 2段6m 忘れた
8:22 二俣は右へ
8:35 7m 右を巻き
8:40 最後の4mは左を直登。 次々出てくる滝に疲れてしまい巻きたかったが、最後なので取り付いてみると最初の一歩が難しい。滑って落ちそうになったがガバなので力技でぶら下がりなんとか登った。
すぐに堰堤が見え、鹿が横切っていった。右手には天目山林道のガードレールも見えた。
9:08 林道 車が走れそうなくらい整った林道を行くと40分程で道はなくなる。『踏跡があり、この尾根を外さず降りて行けば良い』とあったのでそのまま行く。

最後の最後また林道に出る少し手前の尾根が2つに分かれていて、右の尾根に赤腑や木に赤丸の印があったにも関わらず『尾根を外さない!』と思い込んでいる私は直進の尾根進む。すると切り立って行けなくなり悪いトラバースを強いられた。

沢に降り廃居が見えると道が出てくる。のんびり歩いていくと最初の軽トラのある小屋にでる。途中バイクが停まっていて釣師かと思ったら猟友会のオレンジのベストが見えたので有害駆除だろう。 12:00 駐車場到着

この沢は小さい滝でも深い釜を持っていて次々滝が出てくる。魚影も濃くスレていないので途中で釣るより幕場まで行って手分けして釣る方が楽しいと思う。