焼石連峰合居大谷右俣
2017年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー野田、松邨、高橋ル
期間:2017年9月16〜17日



15日20:45狭山市に集合し、野田車1台で出発

16日2:45つぶ沼公園到着(トイレ有り、携帯の電波が繋がる)
5:30出発し、焼石岳東成瀬3合目駐車場に向かい6:05自転車をデポ
6:35天正の滝に到着、出発準備をしていると舞茸狩りに来た地元の方に話しかけられ「この辺は、熊山だから気を付けて」と言われた。
7:20出発、廃道となった林道跡を歩き、7:37入渓。1日目の目的である850mのテン場まで5時間との情報が有ったため10:30まで竿を出しながらゆっくりと進む。(合居沢の二俣からは小物のイワナしかいなかった)

11:20 50mの大滝、直登することは困難なため右岸を大高巻きした。写真手前の沢の尾根から高巻けば傾斜もゆるく楽だったのでしょうが、ちょっとショートカットしたので過去の記録では1時間半かかったと有ったが1時間で沢筋にでる事ができた。

13:35 6mの滝は松邨君が左岸から直登出来そうなルートを見つけたので野田さんが空身でロープを引き登る。次に松邨君がザックを背負って取り付くも登れず、空身で登った。私も空身で登った。

14:35 美しい4段10mの滝を過ぎたところで850mのテン場を過ぎていたことに気づく。1030m付近にもテン場が有るとの記録から、そちらを目指す。
15:00 野田さんが950m付近で三人が寝ることが出来るスペースを発見したので本日のテン場とした。焚き火でイワナの塩焼き、骨酒を堪能。極めつけは、イワナの魚卵を醤油漬けにした「イワナの筋子」と途中で見つけたナメコの「ナメコ汁」、ミズの実のめんつゆ煮も美味しかった。

17日早朝、強い風の音で目が覚める。6:40テン場を出発
大崩壊の10mの上部からは強風のため水しぶきが流れ、巻いている最中にしぶきを相当浴びてしまった。
7:10最後の8mの滝は、上部のホールドが無く、小さく巻くも粘土質の土の下地がスラブで灌木無く、危ないため私はゴボウで登らせてもらった。
藪の混んだ沢筋を詰め終わると2m程の高さの根曲が行く手を塞ぎます。この根曲がりを15分ほど進むと山頂(8:40)に出ました。強風(大体風速20m程)の中、綾線を280m進んだところの沢筋を胆沢川方面は下降した。

9:35一般登山道へ出て、10:57駐車場到着。11:00野田さんが空身で自転車に乗り出発(30分で天正の滝に到着)この間、松邨君にダブルザックで歩いてもらった。

11:50野田車と合流
この沢はすべてが程好くて、怖い所もなくだからと言って簡単過ぎず楽しく面白い沢でした。