11:20 50mの大滝、直登することは困難なため右岸を大高巻きした。写真手前の沢の尾根から高巻けば傾斜もゆるく楽だったのでしょうが、ちょっとショートカットしたので過去の記録では1時間半かかったと有ったが1時間で沢筋にでる事ができた。
13:35 6mの滝は松邨君が左岸から直登出来そうなルートを見つけたので野田さんが空身でロープを引き登る。次に松邨君がザックを背負って取り付くも登れず、空身で登った。私も空身で登った。
14:35 美しい4段10mの滝を過ぎたところで850mのテン場を過ぎていたことに気づく。1030m付近にもテン場が有るとの記録から、そちらを目指す。
15:00 野田さんが950m付近で三人が寝ることが出来るスペースを発見したので本日のテン場とした。焚き火でイワナの塩焼き、骨酒を堪能。極めつけは、イワナの魚卵を醤油漬けにした「イワナの筋子」と途中で見つけたナメコの「ナメコ汁」、ミズの実のめんつゆ煮も美味しかった。
17日早朝、強い風の音で目が覚める。6:40テン場を出発
大崩壊の10mの上部からは強風のため水しぶきが流れ、巻いている最中にしぶきを相当浴びてしまった。
7:10最後の8mの滝は、上部のホールドが無く、小さく巻くも粘土質の土の下地がスラブで灌木無く、危ないため私はゴボウで登らせてもらった。
藪の混んだ沢筋を詰め終わると2m程の高さの根曲が行く手を塞ぎます。この根曲がりを15分ほど進むと山頂(8:40)に出ました。強風(大体風速20m程)の中、綾線を280m進んだところの沢筋を胆沢川方面は下降した。
9:35一般登山道へ出て、10:57駐車場到着。11:00野田さんが空身で自転車に乗り出発(30分で天正の滝に到着)この間、松邨君にダブルザックで歩いてもらった。
11:50野田車と合流
この沢はすべてが程好くて、怖い所もなくだからと言って簡単過ぎず楽しく面白い沢でした。