AM8:50 結城・尼子パーティが先行してスタート。結城リードで始まり、以後はつるべで行く。壁というより岩稜帯(崖登りか)を快適に登り続け、あっという間に抜けてしまった。5ピッチ(実質4ピッチ)でAM10:35終了。10:50には後続の中山・阪辻ペアも到着。ガスもとれ、時折吹く風がさわやかに感じる。
このルート、残置は比較的豊富であり、カムを使うといってもピンポイントだった。あえて残置無視でオールナチュプロでいくならワイド系のカムもあったほうが良い。左方カンテルートより左手にあるフェースや隣のクラックルートがとても魅力的で、登攀中ついつい目を奪われてしまった。登山大系には、様々なルートが載っているが、今はもう手がつけられていないのだろうか。
山頂からは一般登山道を下山。北八ヶ岳の緑濃い景色を堪能しつつ、13:10駐車場着。今シーズン、久々に「山」を感じられた山行でした。皆さん、お疲れ様。