丹沢 神ノ川流域 エビラ沢
2011年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー:結城、下坂、西野
日程:2011年7月31日

7/31(エビラ沢出合8:00〜終了点12:00〜袖平山12:30〜エビラ沢出合14:30)
終日雨
エビラ沢は、丹沢の沢にしては流程が長く、かつ奥秩父のようなナメもあり、沢の終了点まで滝が連続する面白い沢でした。数え方にもよりますが、滝は40ぐらいありました。 ルートは明瞭ですが、途中の高巻が微妙なところがあるので、初心者同士の入渓は止めた方がいいと思います。 日曜日の朝、町田駅でS氏とN嬢をひろい、8時に現地着。
登山道?と思えるぐらいの立派な踏み跡(仕事道?)を辿り、F2の上に降りて、ここから遡行を開始した。 沢の前半に現れる3Mチョックストン滝は、S氏だけA0 & 腹這いで通過し、自分とN嬢は左岸を巻いた。 この後、次々と滝が現れ、ところどころ滝と滝の間があくものの、そのほとんどが登れる。また、途中には丹沢にしては珍しい、白くてきれいなナメ滝が連続し、飽きさせない。 しばらく行くと、いよいよ核心の12M滝に突き当たる。ここは右手の斜面を巻くが、途中がすこし悪い。 この後も滝が連続し、最後の袖平山へ抜ける尾根にとりつく直前まで滝が続いている。終了点から約20分の藪こぎで、山頂に着いたのが12:30でした。 下山は、エビラ沢右岸の仕事道を降りるが、冬山なみに赤テープがついているので、迷わず下山できました。約2時間でエビラ沢出合に着いた。 前日から雨で、当日も雨。水量が心配でしたがそれほどでもなく、無事登れました。神ノ川流域は、以前から結構足を運ぶ事が多く、いつも林道から見えるエビラ沢F1が気になっていましたが、今回登れて非常に良かった。 パートナーに感謝です。

F1-20m

3条5mの滝

F6-20m(1段目2m,2段目20m弱)

F9-10m(巻くとF10,F11,F12を巻くことになった。)