上越国境縦走
2009年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー:錦織、他

日程:2009年8月20〜23日

8/20(晴れ)
平標登山口(09:10)〜平標山(12:40)〜仙ノ倉山(13:45)〜越路避難小屋(16:10)
越後湯沢から苗場プリンス行きのバスにのり、平標登山口で下車。今年の夏は長雨が続きやっと今週から安定してきた。 長期の山歩きは20年以上のブランクがあり、どれだけ歩けるものか?チャレンジのつもりで歩き始める。平標までは青空 であったが、山頂からの稜線上は赤谷川からガスが吹き上げ、視界が悪い。時間も早いので平標山の家へは向かわず 先の避難小屋に向かう。越路避難小屋に着き、水を求めて毛渡乗越より赤谷川方面に20分ほど下るがない。諦めて 小屋へ戻る。水は晩飯で全て消費。

8/21(曇り)
越路避難小屋(04:50)〜万太郎山(05:50)〜大障子避難小屋(07:30)〜谷川岳(09:30)〜一ノ倉岳(13:10) 〜茂倉岳避難小屋(13:50)
夜中に風がやみ視界が良くなってきた。朝食はとらずに水を求めて歩きはじめる。万太郎山を過ぎ大障子避難小屋に着く。 朝食の準備だけを持ち水場まで10分ほど下る。水を得てやっと一息。オジカ沢の頭から、いつも夕方に下り始めた懐かしい 中ゴー尾根の分岐を過ぎ登山者の賑わう谷川岳へ。日差しが強くなりバテる。ノゾキから一の倉沢出会いを眺め、過去に こんなところを登っていたのか?と感慨深い。茂倉岳避難小屋は木造の立派な小屋。

8/22(晴れ)
茂倉岳避難小屋(06:30)〜武能岳(08:35)〜蓬峠(09:35)〜七ツ小屋山(10:30)〜清水峠(11:30)
茂倉岳避難小屋は雪のためか痛んでいる様子、夜中に降った雨が雨漏りしてきて寝床を移動するハメになった。 朝、風はないがガスで視界ゼロ、夕べの雨もあり雨具上下を着込んで歩き始めるが、笹原を掻き分けて歩くうち、すぐに 靴の中がグチャグチャ。蓬ヒュッテが見える頃から視界が開けてくる。七ツ小屋山に上がると歩いてきた上越国境の仙ノ倉山 から全て見渡せ、充実感が沸いてくる。清水峠の避難小屋で日向ぼっこをしていると、見たことの有る登山者。OBの穂坂さん であった。奇遇に双方ビックリ、久しぶりに会話の有る夕食と少々のアルコール。

8/23(晴れ)
清水峠(03:35)〜朝日岳分岐(06:10)〜大石沢分岐(07:10)〜林道終点(09:10)〜宝川温泉(10:30)
穂坂さんは朝日岳経由土合へ下る計画で、時間の余裕はあったが、私のバスの時間に合わせ一緒に出発していただいた。 夜中に満点の星空で今日も天気はよさそうだが、朝日岳稜線はあいにくのガスの中。朝日岳分岐の水場で穂坂さんと 分かれる。一気に山を下り、宝川沿いの歩きにく登山道を辿り、林道を通って宝川温泉着。 20年以上のブランクと自分の年齢を考えると、まあまあ歩けたなという思いと、ずいぶん体力が落ちたなという思いが半々。 これから少しずつ装備も揃え、昭和の皆さんの足手纏いにならぬ程度に参加したいですネ、、、。