南会津 下ノ沢
2007年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー 下田、その他3名
日程
19日:東川口駅(17:30)→檜枝岐村役場(21:30)BP
20日:会津駒ケ岳登山口(5:00)→竜門の滝見物台(5:45)→竜門の滝上(6:45)
    →二股(8:00)→駒ノ小屋(11:30)
    休憩
    駒ノ小屋(13:00)→会津駒ケ岳登山口(14:00)

19日
 東川口駅に5時半に集合。今回は探検部の期待の新星菅谷君(通称ゴーヤ)が初沢登り。東北道を走り始めたころ雨が降り始める。檜枝岐村に到着したころも雨は降っていた。
 登山口はテントを張る場所がないので檜枝岐村役場の下にテントを張る。酒を飲んでいたら駐在所の警察官が様子を見にきたが快くOKしてくれた。

20日
 朝4時起床。空を見ると満天の星が輝いていた。雨も止み天気は回復したようだ。昨日の天気予報では雨のち曇りの予報であったが、どうやらはずれたようである。
 登山口まで車で行き5時出発。まずは竜門の滝の見物台までいきそこから滝ごと巻くことにした。滝見台からは踏み後がついていたが、途中でなくなる。下のほうでは滝の音がするのでしばらくトラーバースして2つ目のルンゼを下った。沢に下り地形図を見るとちょうど滝の上に出たようだ。滝見台から1時間もかかってしまった。
 出合いからは小滝が連続する。どれも5m〜10m程度の滝で登ることができた。登れない滝には踏み跡がついており、問題なく通過できる。
 二股に到着し後ろを振り返ると、紅葉が満開であった。
二股からは、さらに滝が連続する。途中笹薮の巻きでは、菅谷君が足を滑らせて苦労していた。
最後の滝をこえるといよいよ草原のつめだ。と思っていた(ガイドブックに書いてあった)がなかなか草原は出てこなくて、笹薮に突入してしまった。30分くらい薮こぎして登山道に合流。どうやら一つ前の分岐を左に行くところ右にきてしまったようである。それでも、頂上付近の草原はとてもきれいだった。
 駒ノ小屋ではそれぞれインスタントラーメンを食べて休憩。その後会津駒ケ岳まで往復することにしたが、菅谷君は下山が遅いということで一人下山を開始。大谷さんと太郎と頂上まで往復することにした。残念ながら頂上ではガスってしまい、展望は開けなかったが、なかなかいい山であった。
 下山は下山パワー全開。登山口まで1時間で下山できた。