湯檜曽川本谷
2007年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
期間:08月03〜05日

山域:湯檜曽川本谷

メンバー:牛山、野口、下田、他1名

記録:湯檜曽川本谷
08月03〜05日

08月03日
練馬駅集合(00:00)―土合駅着(02:30)

08月04日(1日目)
土合駅(07:00)― 一ノ倉沢出合(07:30)―武能沢(09:00)―十字峡(11:00)―40m大滝(15:00)―二俣(16:00)

 朝起きるとすで出発しているパーティーがいた。時刻は5時。6時に起き始め7時に土  合駅を出発した。一ノ倉沢を出発すると5分ほどで新道と旧道の分かれ道についた。 もちろん新道経由で湯檜曽川におりる。1時間ほどで武能沢についた。ここでは2パー ティーほどが沢の身支度を整えていた。武能沢を下降して入渓。入渓するとすぐに魚止め 滝があらわれた。ガイドブックによると右岸を高巻けるとのことだが、 シュリンゲやハーケンも打ってあったので右岸をトラバース気味に登る。 魚止め滝を越えるとしばらく河原歩きが続き30分ほど歩くと細長い淵が出てくる。 左岸から簡単に巻けるが、もちろん泳ぐ。しかしここで下田がデジカメを水没させてしまう。 一応防水機能がついていたが、水深があったせいか壊れてしまった。残念。。。  この淵を越えると十字峡、20m抱返滝と続く。 抱返滝では右岸を高巻いたが、この巻きが意外と時間がかかってしまった。 個人的には40m大滝よりもこちらの滝のほうが高巻きはめんどくさかった。 この滝を越えると上空に送電線が見えやがて40m大滝が表れる。 この滝は下段と上段に分かれ、下段はガバガバ、上段は高巻きをすることになる。 下段でロープを出すが、下田が登りすぎてしまいかえってセカンド以降が登るのに時間がかかってしまった。 終わってから振り返ってみると、この滝はロープいらなかったんじゃないかと思った。  この滝を越えたあと10m程度の滝がいくつか出てくる。 その中の最初?の10m滝では本当のシャワークライミングを体験できた。  というのも左岸の落ち口から右岸へと滝の裏側のバンドをトラバースして右岸を登るという滝で、 トラバース中いやおうなしでずぶ濡れになる。 先行パーティーがてこづっていたのでちょっと難しいのかなと思ったがみんなあっさりと登ってしまった。  このあと20分くらいいくと二俣となりそこでビバーク。 夜は満天の星空の下焚き火を囲みながらビバークといきたかったが、 途中から雨が降ってきてしまい星はまったく見れず。

08月05日(2日目)
二俣(07:30)―池ノ窪経由登山道(09:00)―清水峠(10:00)― 一ノ倉沢出合(14:30)

 右俣には行かずに池ノ窪をつめて稜線にでる。池ノ窪の出合から稜線までは40分ほどで出られた。  稜線からはひたすら下山。 コースタイムでは朝日岳の山頂から一ノ倉沢出合まで4時間ということであったが、 清水峠から4時間近くかかってしまった。もう少し体力をつけなくては。。。