西丹沢 大滝沢マスキ嵐沢
2017年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー西野(記録)、錦織
期間:2017年4月30日(日)

大滝橋バス停9:20…入渓点10:00…権現山12:40(13:00出発)…西丹沢自然教室14:30

今シーズン初の沢登り。不安要素も大きかったので、短時間で遡行できて難易度低めの沢を検討し、以前から気になっていたマスキ嵐沢に行くことにした。

小田急線新松田駅に集合し、8:10発のバスに乗車。1時間以上かけて大滝橋バス停に到着。入渓点までは40分ほど登山道を進む。
気温が高く、水に足を浸けても冷たくない。周辺は新緑が美しく、ミツバツツジやヤマブキが咲いている。渓相が美しく、登れる滝が連続する。…しかし、シーズン初めのせいなのか、どの滝も妙に苔むしていてぬめる。とくに高さのある滝は怖い。水流沿いを登る8m滝でロープを一度出し、錦織さんに突破してもらった(情けない…)。
標高880mの二俣で右に進んだ…つもりが、どうやら1本手前の二俣と間違えたらしい。遡行図に出てくる涸滝もハングした岩も出てくることなく、ひたすらガレた沢を登る。途中で右岸の尾根に出て、思ったより急で登りにくい尾根を登り、権現山の山頂に到着した。
下山は権現山登山道を西沢へ下る。ルート集には「現在は廃道」とあったが、一応踏み跡がある。道標やテープの類いはなかった。慎重に踏み跡をたどっていたつもりが、途中で間違えて畦ヶ丸へ向かう尾根に入ってしまった。西沢へ下る尾根を探しながら戻り、顕著な踏み跡を発見。改めて方向を確認し、下山。最後は美しい西沢の流れに癒されながら登山道を進み、西丹沢自然教室バス停に向かった。