葛葉川本谷
2014年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー西野(記録)、錦織
日程:2014年6月1日(日)

葛葉の泉9:00…板立の滝10:30…三ノ塔尾根11:30…大倉13:00

今期初沢登り。今期初だから易しいところがいい、できればアプローチが便利なところがいい…などといろいろ考えて、初級沢の定番・葛葉川本谷に行くことにした。

8:30に秦野駅に集合し、タクシーで葛葉の泉まで。20分ほどで到着する。ここで身支度を整えてスタート。一応持参したヤマビルファイターを足回りなどに吹きかける。踏み跡に従って歩き、小さな堰堤の先から入渓。歩き始めからほぼ1分程度で入渓できる。暑い日だったが、足を水に浸して歩いていると心地よく、木漏れ日が、吹き抜ける風が心地よかった。

小さな滝が連続するが、難しいところはほとんどなく、サクサクと進める。1カ所、板立ノ滝で念のためロープを出して右壁を登った。ヒルで嫌がられているせいか、全然人に会わない。途中でカップルを1組やり過ごしたくらい。あと、単独の先行者がずっといた模様(足跡がついていた)。ツメは、目印にテープがつけられているが、それ以外にもワラジがぶらさがっていたり捨て置かれているので分かりやすい。尾根の踏み跡も明瞭。

三ノ塔尾根に出て、ひたすら下る。途中から萩山林道を歩いた。1時間半ほどで大倉に到着。バスで渋沢駅に戻り、帰京。
ちなみに、今回ヒルの被害はなし。遡行中、下山中にもヒルは見かけなかった…と思う。

●メモ
・秦野駅から葛葉の泉まではタクシーで20分程度(2700円)。
・渋沢駅周辺には、昼間からあいている飲み屋が1軒(ただし貸切で入れない場合もあり)、15時から営業の飲み屋が1軒。