昭和山岳会及び甲府昭和山岳会 懇親会
2019年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバー東京OB15名、現役2名 甲府 11名(記録)ON
期間:令和元年11月16日(土)〜17日(日)

4. 行程1日目
16日9時30分に甲府駅に集合、ただし、現役及び小柳、結城は登山活動後に直接現地車に分乗し、30分ほどで緑ヶ丘スポーツ公園に到着、10時ごろから登り始める。コースは1班が緑ヶ丘〜湯村山〜白山〜武田の杜、2班が千代田湖〜白山〜武田の杜武田の杜には1班が13時15分頃に着、2班はすでに到着していた。ここで鍋焼きうどんの昼食となる。
湯村山コースはトレーニングの場所とされているようで、トレランの方々も多く、甲府市の近くにこんな場所があるとは驚きである。これなら東京からでも日帰りで行ってこれる。甲府盆地なので夏は暑そうだが春秋などはよいと思われる。天気が快晴であったのも気持ちの良い山行を後押ししてくれた。
その日は、やはり車に分乗して宿に向かう。途中に上九の湯があり、一日の汗を流す。名前の通り、かってオーム教信者が住んでいた近くの様で静かなところである。宿は「芦やすらぎの湯」、早めについて皆で夕食の準備をする。甲府の女性軍の作ってくださった料理が素晴らしい。そこへ渡辺さんが到着、シャンパンを差し入れいただく。普段なかなか飲めないものを皆沢山頂き、飲みすぎた人もいたようだ。美味しい酒と心のこもった料理のバランスはほどよい気持ちを醸し出す。和気あいあいとした雰囲気であった。

5. 行程2日目
1日目と同じ班に分かれる、1班は黒岳〜破風山〜新道峠、2班は車で新道峠下まで行き、そこから新道峠である。1班のコースであるが、朝方の肌寒い中、甲府の角田さん先頭に落ち葉の中、沢沿いを進む。天気は昨日よほどよくはないが、それでも晩秋らしい景色が続く。とりわけ黒岳〜新道峠の稜線は下に河口湖、上に富士山と展望台続きである。昔の大河ドラマで武田信玄の父親が京都からの花嫁を迎えたときに言った「富士のお山はこの甲斐のものじゃ、あっはっは」といった言葉が、なるほどと思い起こされる。新道峠で2班と合流、昼食となった。風があり、肌寒かったが気持ちは暖かかった。 その後車でやすらぎの里まで戻った。山々もそうだが、そこにその人たちがいての喜びがある。今年もお世話してくださった甲府の方々に対する感謝の気持ちを込めて、三々五々別れる。来年もまたお会いしましょうと。
以上