北アルプス 常念岳
2019年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーNK
期間:2019年9月28日

記録  年末山行の偵察に三股からの日帰り登山。一月前に一の沢からのルートを佐々木さんと登ったが稜線直下は積雪期に登れるルートではなく、三股からのルートを偵察。Netの積雪期安曇野方面からの記録では東尾根ルートと南東尾根ルートが見られる。夏道の三股ルートは南東尾根に突き上げるルートになる。会では2007年の年末に登山をしているが山頂直前でリタイヤしており、12年ぶりに再挑戦をしてみたく考えている。

R1.9.28
三股6:20〜南東尾根2200m8:35〜2314m9:10〜石室10:30〜主稜線分岐11:40〜常念岳11:50〜前常念12:50〜南東尾根2200m14:05〜三股15:40
安曇野に在住の佐々木さんはみちのく潮騒トレイルへ出発しているため、一人安曇野道の駅ほりがねの里で仮眠し5時出発。冬季は「ほりでーゆ四季の郷」でゲートが閉じ、ここから4〜5Km林道を歩くことになる。三股の20分ほど手前の駐車場に車を止め歩き始める。2時間ほどの急登を登りきると南東尾根2200mに到着。広い平地があり、冬にはよい天幕場になりそう、前常念の急登までの樹林帯には何か所か天幕場はあった。前常念の急登は樹林がなくなり、視界が悪いと嫌なところ。前常念の少し前に赤い屋根の石室があり、中は5人用天幕が張れそうなくらいの広さがある。前常念からは傾斜は無くなり稜線上を緩やかに登り主稜線の分岐を経て常念岳山頂。ガスが広がり穂高方面は全く見えなかった。写真を撮りすぐに下山、三股には15:40着。南東尾根への取り付きは大草原の上流S字の林道上部から取り付けそうである(Netの記録も同様)。近くの松柏の日帰り温泉で汗を流し、北軽井沢の長谷川守さん宅へ転がり込んだ。
(NK:記)


三股急登終了点、南東尾根


前常念への登り


南東尾根の樹林帯


東尾根


石室


前常念から常念岳への登り


常念岳山頂