玉山(台湾)
2018年度山行報告 (C) 昭和山岳会(東京都山岳連盟)
メンバーOD, SM, SY, NK, KH, TR, YM
期間:2018年11月15日〜16日

11月13日
成田12:50-台北16:05
タクシーで中山国小駅近くのホテル『上樺旅機』ホテルへ。ちかくにコンビニも沢山あり夜市もすぐそこで便利。 中華民国健行登山会の黄一元理事長に招かれ、食べきれないほどの豪華な食事と『小米』で作ったお酒をご馳走になった。さっぱりとして甘味のあるお酒♪
通訳の丁さんが色々橋渡しをしてくれとても助かりました。

14日
8:00にガイドの林さんが7人余裕で座れるバスで迎えに来てくれ出発する。林さんは小柄で賑やかな楽しい方。運転手の長さんは逆で身体の大きな無口な人。二人はコンビでいつも一緒に仕事をしているそうだ。
12:30これまた豪華な昼食。豚の太ももを皮ごと煮た物やニワトリの頭や指をそのまま蒸した物にびっくりする。

16:00『阿里山閣大飯店』ホテル到着。
小一時間ほどの阿里山森林遊楽區という遊歩道が整備された森林を散策し、観光本に載っている池や巨木郡、寺院などを見学した。
そしてまた夜は食べきれないほどの豪華な食事だった。豚の血で作った餅みたいなのに驚く。

15日
8:00出発。バスで玉山登山口へ向かう。
玉山登山口駐車場到着。排雲管理所に登山届けとパスポートチェック。そこから車で玉山登山口まで送ってくれる。歩くと1時間くらいかかるそうだ。
9:50歩き出し
とても天気が良く暑い。。11月なので花はほとんど楽しめない(5月が素晴らしいそうです)。植物は日本と変わらないように見える。そしてなんと言っても歩き易い!きちんと整備され斜度もきつくなく日本の高尾山のようだ。当然沢山の登山客やボッカのポーターで賑わう。

15:15排雲山荘到着。 レンタル寝袋を手渡され40人は泊まれそうな部屋に案内させる。中央にザックを置く棚があり、回りは上下2段に別れソフトクッションを敷き詰めた寝床だ。電気は夜だけ点く。

17時から夕食なので安着祝いをする事に。高山病が心配だったので少ししかお酒を持ってこなかったがぜんぜん平気。もっと持ってくれば良かった。少しのお酒をギャップ1杯ずつね!とみんなで分けながら呑む。こんな時に限って、いつもあまり呑まないSMさんがおかわりをする。
夕食は30分交代の時間制。肉はおかわり出来ないが他はおかわり自由。山荘の人達が各食品の所に立ち、お皿を出すと盛り付けてくれる、小学校の給食のようなスタイルだ。

早々に就寝した。

16日
2:30起床。3:00朝食。3:25出発
3600m辺りでハイマツになり3700mには木々はなくなった。今までとは違い、ちょっとした岩場で落石注意だ。落石と風が防げる屋根付きの通路で日の出ギリギリまで待機。
5:57山頂

早々に記念撮影をして風が当たらない東側へ。ゆっくり御来光を拝んだ。
振り返ると山頂は大混雑!!筑波山のようだ。
6:20下山開始
8:05排雲山荘
汁ビーフンを頂く。とても美味しい♪

9:00下山開始
14:30途中ハプニングはあったものの、全員そろって下山。その日は沙里仙温泉の豪華ホテル(温泉付きキングサイズベッドのお部屋!)でこれまた豪華な晩餐会。ガイドと運転手の方も一緒に祝いでおおいに盛り上がる。運転手の方が東京音頭をスマホで流しはじめ、こちらは東京音頭を踊りでご披露する。

17日
観光をしながら台北へ。
夕方、中華民国山岳協会(会長は海外遠征の為不在)副理事長の徐宏枝さんに招待され、記念品と登頂証明の賞状を頂いた。賞状を貰えるなんて卒業式以来だ。

その後、豪華で素晴らしい夕食にも招待して頂いた。通訳の李さんがホテルまでの道筋、美味しいお店をたくさん教えてくれ、その後とても役に立った。大の大人が帰り道に美味しいタピオカジュースを飲みながら歩き、最高の最後の夜となった。

18日
帰国組と観光組とに分かれ楽しかった80周年記念山行の幕を閉じた。